お盆休み、初めての横須賀探索へ。
行くまで知らなかったのですが、横須賀の港から船で10分のところに猿島という無人島がありました。
周囲が1.6km しかない小さな島ですが、東京湾にある無人島の中で最大だそうです。
海水浴場や売店がある他、幕末から第二次大戦までは首都の防衛線として砲台が作られ、要塞として機能していました。明治時代に作られた発電所もあります。
とりあえず、まわりの人たちにならってシーフレンド1号に乗船。夏休みということもあり、船は満員、普段は30分に1本ですが、この日はノンストップで走り続けていました。
無人島ですが、縄文土器や弥生人の骨がみつかったこともあるらしく、大昔から人々に親しまれてきた場所だったことがわかります。
写真の通路はあとから観光用に作られたものですが、石の壁などは軍事施設として作られたものがそのまま残っています。
日本では珍しいフランドル式という煉瓦の積み方だそうです。
ただ石を積み重ねたのではなく、島の地形自体をけずって、地下にもぐるような形で要塞を作っているため、島を外から見たときに軍事施設があるのがわからないようになっています。
ちなみに猿島にはショッカーのアジトもあります。
posted by Macky